
2022年の風水歴
2022年はすべてを支配する帝王の星と言われる「五黄土星」が中央にくる年。辛丑六白(かのとうし)年です。期間は2022年2月4日から23年2月3日までです。
五黄が中宮のため年の暗剣殺と年の五黄殺は無しです。寅年の歳破が西南西に入り西南西は凶方位になりますが火局三合が寅(東北東)-午(南)-戌(西北西が吉方位になります。他の宮はホームポジション(定位置)で力を発揮できやすい状況になっています。
五黄土星は、土のエネルギーをもちますが「腐葉土」を意味し、変化と育成、両方を意味します。
2022年の干支は「壬寅(みずのえ・とら)」
「壬」と「寅」の関係は、「水生木」の「相生」と呼ばれる組み合わせで、これは水が木を育み、水が無ければ木は枯れます。つまり「壬」が「寅」を補完し強化する関係となります。これらを合わせ考えると、陰陽五行説から見た2022年の干支「壬寅」は、「陽気を孕み、春の胎動を助く」、冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれることを表しています。
大きな変化・破壊を意味し、そこから新しいものが育まれることもあります。あるべき星があるべき場所に戻ってきて支配します。 全体としては、大きな変化の渦中にいながらも、時代に合わせた新しい基盤を作りあげていくスタートの年です。 社会が予想しない方向に動く可能性もありますが、まずは自分自身の基盤をつくることが大切です。
五黄殺・暗剣殺がない年なので、吉方が取りやすい一年です。
2022年の吉方位
2022年の福徳を司る神が巡る恵方は「北北西やや北(壬)」です。
離宮(南)に回座する「九紫火星」、乾宮(北西)に回座する「六白金星」、艮宮(北東)に回座する「八白土星」を吉星として用いることが出来る方は「大吉方」となります。
そして、午(南)が大三合で、戌(北西よりやや西)が三合となります。
万人の凶方位は南西(申)です。
凶方位は、「太歳」が付く「寅」と冲(真向かいに位置する支)となる「申」の方位(西南西よりやや南)に「歳破殺」が付きます。
木星の精といわれる「太歳」は、その年の干支に付くので、2022年は「寅」の方位(東北東よりやや北)です。この方位への家屋建設、増改築、引っ越し、結婚、旅行は吉とされていますが、この方位に向かっての樹木の伐採、取り壊しは凶とされます。
2022年の五大凶方位
五黄殺:2022年は「中宮」で、方位としてはありません。引越しや動土この方位の増改築など、あらゆる事柄に対して避けたい大凶方位です。自らの過失(認識不足やミス、錯覚)などで災厄を招いていしまいます。
暗剣殺:ありません。
歳破:2022年は「申」の方位、その反対側の方位太歳は「北東・寅の方位」です。引越し、旅行、縁談など、この方位を冒すと破談、金銭トラブルを招くとされます。
本命殺:人によって異なります。ご自身の本命星が回座する方位です。引越し、旅行、縁談など、この方位を冒すと健康(肉体面)に悪い影響が及ぶとされます。
本命的殺:人によって異なります。ご自身の本命星が回座する「反対側の方位」です。 引越し、旅行、縁談など、この方位を冒すと健康(精神面)に悪い影響が及ぶとされます。
年三殺:今年の「年三殺」は「北」です。引越しや改築、旅行に凶とされます。北向きの家の増改築や引っ越しは避けた方が良いでしょう。